Anker PowerCore III 10000 Wireless レビュー|大容量のワイヤレスモバイルバッテリー
Ankerから販売されているワイヤレスモバイルバッテリー、Anker PowerCore III 10000 Wirelessを購入しました。
僕は仕事中にスマホを持ち込めない環境なので、充電はロッカーの中でモバイルバッテリーを使っています。
そのとき今まで使っていたのが、Anker PowerCore Magnetic 5000という同じくAnkerのもの。
MagSafe部分にマグネットで吸着するワイヤレスモバイルバッテリーで、容量が5,000mAhと少なくバッテリー本体に毎日充電するのがめんどくさい。
そこでより大容量のAnker PowerCore III 10000 Wirelessを選びました。
結果的にiPhone12 miniだと2回分の充電回数なので、モバイルバッテリーへの充電も2日に1回で良くなったのが楽になりましたね。
Anker PowerCore III 10000 Wirelessはスマホへのワイヤレス充電だけでなく有線接続での充電もできる便利なモバイルバッテリー。
今回はAnker PowerCore III 10000 Wirelessをレビューしていきます。
Anker PowerCore III 10000 Wirelessの特徴
サイズ | 152 x 68 x 19 mm |
重さ | 243g |
USB-C入力・出力 | 5V=3A / 9V=2A (最大18W) |
USB-A出力 | 5-6V=3A / 6-9V=2A / 9-12V = 1.5A (最大18W) |
ワイヤレス出力 | 5W / 7.5W / 10W |
合計最大出力 | 20W |
バッテリー容量 | 10000mAh |
- 10Wのワイヤレス充電(iPhoneは最大7.5W)
- 最大18Wの有線充電
- バッテリー容量は10,000mAh
- iPhone12を2回充電できる
- PD対応のUSB-C、QC3.0対応のUSB-A
- スライド式のスマホスタンド
- パススルー充電対応
- 低電流モードあり
Anker PowerCore III 10000 Wirelessの特徴はスマホへのワイヤレス充電に対応しているモバイルバッテリー。
電源をオンにしてスマホを乗せるだけで簡単にワイヤレス充電ができます。
充電速度に関係する出力はワイヤレスが10W(iPhoneは最大7.5W)、有線接続だと最大18Wの出力が可能でバッテリー容量は10,000mAh。
ワイヤレス充電以外にUSB-CとUSB-Aもそなえているので3つすべて同時に使用することもできます。
なにげに助かるのが低電流モードを搭載していること。
ワイヤレスイヤホンなど高出力に対応していないものは充電できないときがあるので、低電流モードは本当に助かります。
充電関連だけでなくスライド式のスマホスタンドもありますが、これはあまり必要性を感じないですね。
角度が急なのでもう少し緩やかにして、スタンドを使っているときでもワイヤレス充電ができる仕様であればよかったかも。
Anker PowerCore III 10000 Wirelessのデザイン
モバイルバッテリー本体はつや消しのマットな感触。
指紋やほこりが目立ちにくい素材感です。
iPhone12 miniと比べるとサイズ感はやや大きめ。
USB端子と電源ボタンは一面にまとまっています。
電源ボタンを押すとバッテリー残量を4つの白いランプで知らせてくれます。
内容物は持ち運びポーチとUSB-C to Cケーブル。
モバイルバッテリーは持ち運ぶときにポーチに入れたいタイプで、Ankerはほとんどポーチが付属しているので嬉しい。
Amazonレビューではポーチが小さすぎてモバイルバッテリーが入らないという書き込みを見ましたが、十分な大きさなので問題ありませんでした。
Anker PowerCore III 10000 Wirelessの使用感
ここからは使ってみた使用感を紹介。
やっぱりモバイルバッテリーでもワイヤレス充電は便利です。
ケーブルレスが見た目も美しい
モバイルバッテリーからケーブルが出ていないのは見た目もスッキリしていて、置くだけで充電できるのはとても便利です。
モバイルバッテリーによるワイヤレス充電は気軽に充電できるのはもちろん、場所を選ばないというのがメリット。
スマホを置くスペースをある程度確保するためなのか、本体サイズは152 x 68 x 19 mmとiPhone12とほぼ同じサイズ感です。
他の10,000mAhのモバイルバッテリーと比較すると少し大きめかもしれません。
また充電速度は有線に劣ってしまいますが、十分な時間がとれることがわかっていれば遅さは気になりませんでした。
iPhoneは最大7.5Wなので、2〜3時間ほどでフル充電できるスピードです。
最大18Wの有線充電にも対応している
いざとなれば有線での充電にも対応しており、急いで充電したいときに役立ちます。
ワイヤレスだと使いながら充電するのは難しいのでそういったときも有線だと安心。
有線はUSB-C・USB-Aに対応、スマホの充電ケーブルはこのどちらかだと思うので手持ちのケーブルを使い回せるのも嬉しいです。
ワイヤレスと有線、どちらもマルチにこなせるのがポイントのモバイルバッテリー。ケーブルは同じくAnkerの絡まないケーブルがおすすめです。
スマホスタンドは必要性を感じない
本体からスタンドをスライドさせればスマホスタンドに早変わり。
スマホを置いてみてわかったことは、画面の角度が急なので見にくいということです。
せっかくのワイヤレスモバイルバッテリーなのに、スタンドに置いているときはワイヤレス充電ができないのは残念。
もちろんスタンドを使いながらケーブルでの有線充電は可能です。
3デバイスの同時充電ができても出力不足
有線2本、ワイヤレス充電の合計3デバイスを同時に充電できますが、合計最大出力は20W。
2つ同時に充電しただけで充電速度が遅くなってしまうので、できるだけ早く充電したいときは1つに絞って充電するしかないです。
単体で30W出力に対応していれば、MacBook Airも充電できたので最強のモバイルバッテリーになっていたはず。
Anker PowerCore III 10000 Wirelessのレビューまとめ
今回はAnker PowerCore III 10000 Wirelessをレビューしました。
10,000mAhという容量でiPhoneを約2回充電可能、ワイヤレスと有線充電にも対応しているなど2つの方法で充電できるマルチなモバイルバッテリーです。
ワイヤレスイヤホンを充電できる低電流モードを搭載しているので、充電するデバイスを選びません。
こんなにいろいろできるAnker製のモバイルバッテリーが5,000円ほどなのでかなりコスパはいい。
MagSafeではないワイヤレスモバイルバッテリーとしてかなり使いやすく、おすすめできるモバイルバッテリーでした。
気になったらぜひチェックしてみてください。
今回は以上です。