iPhone 14 ProとiPhone SE 3の2台持ちをやめた理由|ディスプレイ性能差が思ったより大きかった
今、使っているスマホはiPhone 14 Proのディープパープル。
新機能のDynamic Islandや高級な質感には十分満足しています。ただ、もう1台iPhoneを持ちたくなりサブ機としてiPhone SE 3 ミッドナイトを購入。
久々のTouch IDでのロック解除は快適で、手にしっくりくるサイズ感も最高でした。
しかし、想像以上に性能差が大きくiPhone 14 Proのみの運用に戻すことに。
今思えば性能の近いiPhone13または14にしておけばよかったと少し後悔しました。
この記事では、Apple公式サイトを見るだけでは分からなかった性能差や2台持ちに対する考え方など残しておこうと思います。
iPhoneを2台持ちした理由
サブ回線が欲しかった
まずiPhoneを2台持ちしたかった最大の理由はサブ回線が欲しかったこと。
auでは2022年7月に3日間も繋がりにくくなる大規模な通信障害が発生しました。
僕は影響はなかったものの、スマホが使えなくなるなんて恐ろしいですよね。
このような大規模な通信障害時にそなえて、利用中のahamoに加えSoftbank系かau系の回線も持っておくと安心。
そこでPayPayが貯まりやすく比較的安めのYmobileを選びました。eSIMの発行は1〜2日程度で完了するのでとても便利です。
ゲーム専用端末にしたかった
2つ目の理由は、アプリゲームをやるときの専用端末にしたかったこと。たまにパズドラやポケモンGoをやっています。
せっかく高価なiPhone 14 Proを購入したのにゲームばかりやっているのはなんか違うなと思い出すようになり、バッテリー劣化を気にしないサブ機を導入すれば解決!と単純な考えでした。
こんな感じで心理的な面から導入したサブ機ですが、最新のiPhoneでゲームしたほうがはるかに快適だと後々わかります。
Appleデバイスを複数持ちたかった
Appleデバイスって1つ持っていると複数持ちたくなりませんか?
もちろんMacやiPhone間のシームレスな連携が使いやすいということもあるのですが、モノとして複数所持したくなる魅力があります。
ここまでくると完全なApple信者でしょうね。
なぜ2台持ちをやめたのか
2台持ちをやめた理由は大きく分けて3つあり、そのすべてがディスプレイ関係。
それくらいiPhone 14 ProとiPhone SE 3のディスプレイ性能差は大きかったです。
実際に使う前はiPhone SEでも十分キレイだろうと思っていたものの、思いのほかiPhone 14 Proのディスプレイはすごかった…!
ディスプレイの性能差が大きい
まず2台持ちをやめた1つ目の理由は、iPhone 14 ProとiPhone SE 3とのディスプレイ性能差が大きかったこと。
性能差を簡単にまとめてみました。
iPhone 14 Pro | iPhone SE 3 | |
---|---|---|
ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ | Retina HDディスプレイ |
ProMotionテクノロジー | ○ | ー |
コントラスト比 | 2,000,000:1コントラスト比 | 1,400:1コントラスト比 |
輝度 | ピーク輝度2,000ニト | 最大輝度625ニト |
HDRディスプレイ | ○ | ー |
タッチサンプリング | 120Hz | 60Hz |
こうやって比較するとiPhone 14 ProとiPhone SE 3ではディスプレイ性能に大きな差があることがわかります。
iPhone SE 3単体だと気にならなかったディスプレイの綺麗さやなめらかさがiPhone 14 Proと同時に使うとものすごく気になるように。
特にタッチペンの反応が違いすぎて、iPhone SE 3でゲームをするとタッチペンがほぼ反応しない状態でした。
さすがにおかしいと思いApple修理サービスで見てもらいましたが「正常」との診断。
おそらくタッチサンプリングがiPhone 14 Proは120Hz、iPhone SE 3は60Hzなのが大きく影響しているのではないかと思います。
一度気になると「ディスプレイが劣っている」という考えが頭から離れなくなり、結局なにをするにもiPhone 14 Proを使うようになってしまいました。
ディスプレイタップで点灯しない
Face IDのiPhoneはディスプレイが消えているときにタップするとロック画面が表示されます。
一方、Touch IDのiPhoneはタップしてもディスプレイが点灯せず、ホームボタンを押さないと点灯しないのが地味に不便。
これはAppleの公式サイトにも書いてあります。
Face ID搭載iPhoneの仕様に慣れてしまうとTouch ID搭載iPhoneの仕様がものすごく不便に感じました。
手前に傾けて点灯、スリープ解除できない
これもTouch ID搭載iPhoneの仕様でロック状態でどんなにiPhoneを傾けてもディスプレイは点灯しません。
通知だけ見たいときってありますよね?そんなときでもわざわざホームボタンを押す必要があり、サッと確認できないのがめんどくさすぎでした。
2台持ちはしたいことができるかがポイント
ここまでiPhone 14 ProとiPhone SE 3を2台持ちした感想を書きました。
僕の場合、ゲームがまったくできなかったので泣く泣くiPhone 14 Proの1台体制に戻しました。
ただ、iPhone SE 3というデバイス自体はすばらしくミッドナイトカラーも最高です。
スペックを必要としないLINEや通話などはiPhone SE 3でも十分すぎるスペック。
2台持ちで重要なのはそれぞれのデバイスの役割をはっきりと決めて、そのやりたいことがストレスなくできるスペックであるかどうかです。
もし再び2台体制にするとしたら、iPhone 14 Proと性能が近いiPhone14 Plusの大画面も1度体験してみたいなぁと考えていたり悩みは尽きないですね。
それでは今回は以上になります。