【2020年版Mac mini比較】Apple Sillicon(M1)モデル & Intelモデル
2020年11月にApple Sillicon(M1チップ)搭載Mac miniが発表されました。11月17日発売です。
Mac miniは2018年に大型アップデート、2020年3月にマイナーチェンジがあったので、わずか8ヶ月でラインナップが更新されることになります。
【Mac mini 2020レビュー】Mac miniはどんな人が向いている?では2020年3月に発売したMac miniをレビューし、たくさん見られる記事になっています。
引き続き、Intel版Mac miniは併売されるので、Apple Sillicon(M1)とIntel版Mac miniでどう違うのか仕様を解説していきます。
Mac mini(M1)の特徴
Mac mini(M1)の特徴は、M1チップを搭載したことで高性能、省電力になったこと。
1世代前に比べてCPUは3倍高速、GPUは6倍高速です。
さらに消費電力が60%低くなっていますが、常にコンセントから給電するデスクトップタイプなのであまり実感しにくいかも。
もしモバイルバッテリーから給電できたらすごい。
外観はほぼ同じで重量はM1モデルのほうが100g軽いです。
特に気をつけたいのがカラーで、M1はシルバー、Intelはスペースグレイのみ。
スペースグレイ好きとしては、どちらも選べたら最高でした。
Mac mini(M1)とIntel版のスペック比較
Mac mini(M1) | Mac mini(Intel) | |
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プロセッサ | Apple M1チップ |
|
メモリ | 8GB・16GB | 8GB・16GB・32GB・64GB |
ストレージ | 256GB・512GB・1TB・2TB | 512GB・1TB・2TB |
グラフィック | 8コアGPU | Intel UHD Graphics 630 |
接続と拡張性 |
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通信機能 | 802.11ax Wi-Fi 6に対応 | 802.11ac Wi-Fi5 |
サイズと重量 |
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カラー | シルバー | スペースグレイ |
価格 | 72,800円(税別)〜 | 112,800円(税別)〜 |
プロセッサがまったく別物、メモリもM1はユニファイドメモリと呼ばれるもので、単純にスペックの比較は難しい。
メモリは16GBまででIntelの最高64GBと比べるとかなり少なく感じてしまいますが、M1チップでうまく処理できるようにしているかもしれない。
そもそも一般的にメモリ32GBではないといけない場面もそんなにないと思っています。
もし必要だとしたら動画編集のときですが、現時点で動作が安定しているIntel版で作業したほうがいいですね。
ただAppleによるとCPUは3倍高速、GPUは6倍高速と謳っているので全体的に性能アップしているのは間違いないでしょう。
インターフェイスに関しては、4つあったThunderboltが2つ削られたこと、ギガビットEthernetポートが10Gb Ethernetに対応しなくなりました。
Mac mini(M1)のインターフェイス
Mac mini(Intel)のインターフェイス
10Gb Ethernetに対応しなくなった代わりにWi-Fi6に対応、より高速なワイヤレスインターネットが可能に。
Mac miniは有線かWi-Fi、どちらで使っている人が多いのかな。
ちなみに僕はルーターから離れた場所で使っているのでWi-Fiです。
けっこう重要なポイントですが、それぞれカラーに違いがあります。
左はM1のシルバー、右はIntelのスペースグレイ。
MacBookと同様にカラーは選べてもよかったのに。
まとめ【M1チップはこれからのMacを変えるか】
初のApple Silicon搭載のMacということで不安なこともありますが、この性能と値段はとても魅力的。
前世代より安い80,000円ほどでMacが買えるってコスパ良すぎでしょ。
もう1台欲しいくらい。
今回のMac miniと同時に発表されたMacBook Air、MacBook ProがM1チップ初搭載のMacなので、これからMacがどう変わっていくのかが楽しみ。
スペックは申し分ないので、あとは安定して動作するかが大事ですね。